2013年6月4日火曜日

●火に焼けず 雨にも朽ちぬ 鎌倉の はだか仏は 常仏かも /正岡子規 

 


こんにちは!
日曜日ひさびさに鎌倉へ行ったんですよ~好きで昔からたまに行くんですが、やっぱり良い雰囲気ですよね。なんか遺伝子レベルから癒されるような気分になります。


にしても新宿から、湘南新宿ラインに乗って一時間で、こんな良いとこに行けるなんて幸せですね!今の季節はすごく気持ちよいですよね!
                                                                                     長谷寺の紫陽花が見ごろで、とてもきれいでした。そしてお決まりすぎですが、鎌倉大仏も行ってまいりました。

 

なんだかんだで見るのは三回目くらいです(初体験は小学校の時の遠足)。期待をふくらませ、数年前見に行ったときは、思ったより小さいな~、若干地味だな~、奈良の方がすごいな~という印象だったんですが(ごめんなさい)、、、今回は全然違いました!何もわかっていませんでした!大変失礼しました!

 

この大仏様、非常に親しみ深く、あたたかく、やわらかなムードをかもしだしているんですよね。表情も素敵です

奈良の大仏様は荘厳で凛とした雰囲気ですが、鎌倉の大仏様はちょっとファニーな雰囲気で、胎内にまで入れるという懐の大きさ見せてくれます。

そして、なんと言っても、この大仏様の素敵なところは、立派なお殿の中にあらず、雨風雪にも負けず、暑さ寒さに負けず、野ざらしながらも、余裕の微笑みで座りぬいておられるところです。その姿に、私、いたく感銘を受けました。

 

長年、この場所で自然にさらされ、めくるめく四季を幾度となく乗り越えてきたドラマが、全身に刻み込まれている感じがして、非常に生々しいのです。

厳しい環境にありながらも、それに左右されない。つねに力強く、あたたかく、親しみ深く、静かで、平和なバイブレーションで満たされいるところが胸を打ちます。

そんな感じで、いろいろと妄想をはり巡らせて見ていたら、私、段々、この大仏が、生きているように見えてきたんです(笑)

ちなみに胎内にも入れるんですが入っても別に何があるわけでもなく、一瞬、拍子抜けするんですが、、、いやいやいやいや、でも良く考えてみると、仏様の中に入れるってすごくないですか?しかも国宝ですよ?

胎内から、大仏様を触ってみるとあたたかいんですよね。太陽の熱でしょうけど、なんかその素材からやさしいバイブレーションが伝わってきて、すごい気持ち良くなりました。


ありがとうございます。