2013年3月23日土曜日

●ヨガにかける思い~継続は力~


こんにちは。
今日は風もさほど強くなく、 春をおだやかに楽しめる日です。
桜も咲き始めウキウキしますね。

今日はそんな穏やかな春ですが、熱い話しをお伝えしたいと思います。


ヨガセンターが携わるクラスや会員さまの中には、ヨガを長く続けている方々がたくさんいます(ここで言うヨガは様々なヨガの形態を含みます。日本ではカラダを動かすアサナだけが注目されていますが、知識、瞑想、奉仕、行為、祈りのヨガなどもあります)

ヨガを続けている皆さんは、ヨガが自分に必要だという「気持ち」や「実感」や「確信」があるように思います。 そして何か目的や、強い信念を持って、 ヨガに取り組まれてる方がほとんどじゃないでしょうか。

私自身もそうです。

皆さん、それぞれで、ヨガを行なうことで感じられる「良いもの」が、 何かしらあるのだと思います。
 


ハタヨガは、体を動かすことから始まります。 最初は肉体的な感覚や効果が感じられますが、稽古を続けていきますと、もっと深い繊細なもの感じられるようになるでしょう。
 
ヨガを行なうことで、だんだんと、じんわりと、自分の奥深いところに、何か響いてくるものがありませんか?
 
それは
落ち着き、穏やかさ、解放感、
清らかさ、静けさ、ゆるがなさ
明るさ、ダイナミックさ

など、人によって、感じ方は様々ですが、
 
なにか「自分自身の良い性質」を感じることと思います。または内にある「存在」を感じる方もいらっしゃるかと思います。

こういったことを自分の内に「感じる」という体験が、
私たちに大きな影響を与えています。その影響により、私たちの行為(動作、思考)が、 生活が、私達自身が変わってきます
 
ヨガのポーズ(アサナ)を行い、体の痛みや故障が改善、緩和された。ストレス、イライラが解消されるようになった。元気が湧いて、前向きになった。気持ちにゆとりがでて、今までよりいろんなことを受け入れられるようになった。など。

こういった経験をされた方は、この状態を続けたいときっと思うでしょう。  
 
ヨガでエネルギーに溢れた実感を持った方は、こういった体と心をもち、自分自身をより良くしていきたいと思うことでしょう。
 

あなたはどうですか?


 
毎日の生活は、予定通りにいかないことが、沢山あります。早く起きたいけど、二度寝しちゃった。仕事早く終わらせてヨガ行くつもりだったけど、友達の誘いを優先した。仕事予定通り進めたのに、残業になってしまった。

いろんなことがあります。続けてきた人達でも、環境の制限、体調不良、病気、けが、家族の介護・世話、仕事、意に反して、お休みしなければならない時もあります。

そのときに!
どうしますか??


とにかく、やめない。
どうしたら続けられるか?
どういった形でできるか?

ここを考えてみましょう。


続けるのも、やめてしまうのも、自分の意志です(やめるには一時的と、本当にやめてしまうが、ありますが)

長く続けている方ほど、この姿勢がはっきりしていらっしゃいます。
ここヨガセンターと、ヨガセンター担当の出張クラスで、多くの長くヨガを続ける会員さんに私はこの姿を見させて頂いています。(長くとは2030年のベテランさん達のことです)

もう自分の生活の一部なのです。
 
ヨガの時間が、各々にとって大事なものになってらっしゃることを、皆さんから聞かせて頂き、見せて頂いています。

ポーズが上手とか、体が硬いとか柔らかいより、とにかく自分にとってヨガが必要だと感じた方々が、がんばって続けています。見た目の「出来」ではないのです。


皆さん、明るく前向きに取り組んでいらっしゃいます。
 
「やめないで続ける」
 
その思いが長い長い年月を積み重ねていらっしゃったと思わずにはいられません。こういった続ける力は、生きる力(生き抜く力)にもなります。

今は高速化が進んでいる時代です。便利でスムーズかもしれませんが、
すぐに反応や答えを求める傾向です。(アクションに対するリアクションを)待てないのです。待ってられず、イライラ、怒りが起こります。

何かを長く続けることは、地味です。地道です。そんな道には、すぐの答えや、結果が敷きつめられていた訳ではなく、一歩づつ一歩づつ、時間をかけて、めげずに、我慢強く、
そこを歩いてきたのです。
 
そういったことで培った力は、その方の「自信」「力」「モチベーション」になっています。これはとてもすばらしいことだと思います。

続けたからこそつく力。そこにはもう信念さえも自然と通っていると感じます。

こういったことが私たちの毎日の生きるエネルギーとなり、楽しみとなり、それが健康や美しさへと結びつきます。

ヨガへの熱心さが、一人から周りの人達へと拡がっていくと、ヨガの良さを感じずにはいられません。

あなたにとって、ヨガはどういうものですか?
たまにちょっと思い出してみてください。感じてみてください。

とにかく続けていきましょう!
できる形とペースで、大丈夫です。
ゆっくり進んでいきましょう。