2013年6月11日火曜日

●スワーミー・ヴィヴェーカーナンダ生誕150周年祭祝賀記念行事開会式@インド大使館

 

こんにちは。
空梅雨で、お天気いいですが、水不足が心配になってきましたね。

私たちも干からびないように(身も心も・笑)

一層ヨガに励みたいです。
ツヤツヤ、ピカピカしていたいです



さて、昨日はインド大使館で「スワーミー・ヴィヴェーカーナンダ生誕150周年祭開会式」が行われ、いって参りました。ホールには、沢山の出席者で、満員でした。

そして、ゲストである駐日インド大使、ヴェーダンダセンターワシントンD.C長、駒沢大元総長など、様々な方々によるスピーチを聞きました。スワーミー・ヴィヴェーカーナンダと日本について、インドと日本について、西洋と東洋についてなど、様々なお話を聞きました。

そして阿部首相からも、この会にメッセージが届いたそうで紹介されました(*内容はヴェーダンダHPにも掲載されてます)。

個人的には、駒大元総長の奈良康明教授のお話が興味深く、わかりやすかったです。

 

スワーミー・ヴィヴェーカーナンダの事は、ヨガ、インド哲学を学ぶ人は、その名前を聞き、知り、また学ぶことと思います。

私自身も、まだまだ浅いですが、スワーミー・ヴィヴェーカーナンダの本を読んで、学んでいるところです。

本などの語りから、とてもダイナミックで力強さを感じ、希望のエネルギーを与えてくれます。また私たち日本人にとっては、物事の新たな角度の解釈、見方を与えてくれることと思います。

 
私たち日本人は、科学の発達により、すばらしい技術を持ち、素晴らしく成長を遂げました。しかし現代社会の悩みやトラブルは、この発展の延長線上にあることはたしかです。良いことの反対には、良くないことがあります。

今は、ある一定生活をしていれば、衣服、食べ物、住まいなどには、困らない人が多いですが(世界にはまだまだ困っているところは沢山ありますが、一般的日本では)、その反面には、精神的悩み、迷い、病を持って、肉体も疲れ果て、心身の消耗の激しい人は多くなりました。


そうなればもちろん、思考、判断、行動、言動などにも大きな影響を及ぼし、生活、そして人生までも良からぬ方向へ進んでしまいます

スワーミー・ヴィヴェーカーナンダの言葉は、そんな現代の都会で生きる私たちに、よりよく生きるための智慧と力を与えてくれます。とても励まされます。


 
日本人は、温和で優しく、まじめで繊細です。そんな日本人にとって、ヨガの考え方は非常にしっくりくることが沢山あると思います。

おなじ東洋人ですし、仏教も身近です。そして何より全体性、調和を重んじる民族であることも大きいと思います。

こういった要素が、「ヨガがいい」と感じることに繋がっていると私は思っています。

ヨガはインドで生まれました。アメリカではないのです。だからこういったヨガ的要素を知ることが、ヨガの本質を学ぶことになると思います。

体だけ健康になるなんて、無理です。人間は必ず心やもっと深い深いものに繋がっています。身体の形や位置だけ直して、良くなるなんてあり得ないのです。

目に見えるところだけではなく、人間の繊細な構造と作用を学び、自分自身を知り、知識を実践していくことで、現代人の抱える苦しみが少しづつ解消されていくことがあると、私はヨガをしていて感じています。

その学びにこのスワーミー・ヴィヴェーカーナンダは、よいエッセンスを与えてくれます。

そんなわけで、とても清い気持ちになった日でした。
ありがとうございました!
この会の委員長を行っていた、ベェーダンタセンター日本支部総長のスワミーメダーサナンダ師が6/29ヨガセンターで講話会をしてくださいます!(詳細はこちらで→http://yogace.blogspot.jp/2013/05/6-29-16-10-17-30-10-1-26-12-2100-03.html


こちらはセンター会員ではない人も参加できますので、よろしくお願いします!

ぜひ皆さまのお越しをお待ちしています!


またヨガをより学ぶための会、ヨガセンター勉強会~ヨガスートラ~も6/22.24です。
こちらもアサナだけでなく、ヨガをまなびたい方、ぜひご参加くださいませ。